カウンセラー紹介

宮川 俊介
臨床心理士・公認心理師 ときわカウンセリングオフィス代表 

 メディアやSNSの影響によって、カウンセリングという言葉は以前よりも広く知られるようになりました。しかし、多くの方にとって、実際にカウンセリングを利用することは、まだまだ高いハードルがあるのではないでしょうか。

 人が変わりたいと強く望むとき、同時に、変わることへの大きな不安が伴います。変わらないでいるということは、その方にとってそうせざるを得なかった選択であり、必然的な歩みであったはずだからです。変わろうとする意志とは、それほど難しい決断であり、迷いそのものなのです。

 私は、そのような困難な道行の伴走者として、来談される方とともに歩んでいきたいと思います。そして、いまだに光の当たっていない健康な側面や癒されていない感情などにあらたに光を当てなおし、希望をもって生きる力を自らが見出せるようお手伝いいたします。

 

〈経歴〉

岡山県立岡山朝日高等学校、明治大学政治経済学部経済学科卒業後、目白大学大学院心理学研究科臨床心理学専攻修士課程修了(心理学修士)

埼玉県、さいたま市、千葉市、京都府の委託電話相談員、埼玉県警察少年サポートセンター嘱託カウンセラー、目白大学心理カウンセリングセンター非常勤カウンセラー、ほっとカウンセリングサポート非常勤カウンセラー、埼玉県警察常勤心理職として、幼児期から老年期の心理臨床に携わる。

現在、ときわカウンセリングオフィス代表、すぎなみ心理発達研究センター非常勤カウンセラー、東京都スクールカウンセラー、神奈川県スクールカウンセラー、都内精神科・心療内科クリニック非常勤カウンセラー

 

〈資格〉

臨床心理士(第19328号)

公認心理師(第35486号)

 

〈専門領域〉

システムズアプローチ、家族療法、統合的心理療法 、人間学的心理療法

 

〈スーパービジョン歴〉

2008年〜2018年 元目白大学教授 カウンセラー 堀内總先生に師事(人間学的心理療法)

2010年〜2020年 目白大学教授 臨床心理士 田中勝博先生に師事(精神分析的心理療法)

2008年〜現在 元目白大学准教授 臨床心理士・公認心理師 丹明彦先生に師事(統合的心理療法)

2021年〜現在 龍谷大学教授 臨床心理士・公認心理師・博士(医学) 東豊先生に師事(システムズアプローチ)

 

〈研修歴〉

平成25年度日本臨床心理士会臨床心理センター講座夫婦療法・家族療法ワークショップ参加

平成28年度厚労省研修事業うつ病の認知行動療法ワークショップ参加

平成29年度日本臨床心理士会臨床心理講座弁証法的行動療法入門ワークショップ参加

平成30年度日本臨床心理士会臨床心理講座フォーカシングワークショップ参加

令和3年度ホログラフィートークワークショップ「ベーシック」修了

令和3年度自我状態療法入門ワークショップ(旧Season1&2トレーニング)修了

令和4年度ホログラフィートークアドバンストワークショップ「心理的逆転」「複雑性PTSD」修了

令和4年度筑波大学エクステンションプログラム「AEDP(加速化体験力動療法)研修」受講

ほか多数

 

〈所属学会〉

日本臨床心理士会

日本心理臨床学会



田中 勝博
臨床心理士・アートセラピスト 元目白大学心理学部心理カウンセリング学科教授

 心の問題について、来談される一人ひとりの方が心に抱えていらっしゃる物語に対して真摯に耳を傾けたいと思っております。心理療法は、相談にやってこられる方の物語の場でもあります。物語とは要するに「運命」の言葉です。生きていくうえで、心の困難な問題を解決していくためには、自分自身の物語をつくることが必要となります。そして、どのような心の問題や悩みでも、皆さんが安心して話しができるようなお手伝いができるように心がけたいと思っております。

 フランスの哲学者メルロ=ポンティが、「真実に何かを語ることができるためにはまず沈黙することが重要であり、そして本当に言葉がわかるためには、沈黙のうちに聞かねばならない」と述べています。皆さんの沈黙に秘められている物語について、じっくりとうかがっていきたいと思っております。

 

〈経歴〉

筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了 (教育学修士)

1978年から23年間、神奈川県の児童相談所などで多くの児童虐待ケースや不登校などの心理療法、障害を持つ子どものケアやおよび多くの学校コンサルテーションを担当。

2001年から20年間、目白大学心理カウンセリングセンターで主に思春期や成人の心理療法、大学院生のスーパーヴァイズを担当。児童養護施設の唐池学園において、非常勤心理療法士およびスーパーヴァイザーとして、児童虐待を受けた子どもの心理療法およびケーススーパーヴァイズを担当。

2021年より、ときわカウンセリングオフィス顧問兼非常勤心理療法士

2008年から2016年まで、目白大学心理カウンセリングセンターセンター長

2016年から2023年3月まで、目白大学人間学部心理カウンセリング学科教授、目白大学心理カウンセリングセンター専門相談員

 

〈資格〉

 臨床心理士(第00411号)

 

〈専門領域〉

人間学的心理療法、力動的心理療法、絵画療法、芸術療法、福祉カウンセリング、児童虐待とトラウマ、子どもと絵画(臨床心理学)

 

〈所属学会〉

日本芸術療法学会(理事)

日本描画テスト・描画療法学会

日本心理臨床学会

 

〈受賞歴〉

2002年 韓國美術治療學会より学会特別功労賞を授与(設立10周年記念大会にて)

2017年 日本芸術療法学会より学会賞の授与

 

〈業績〉

絵画療法、芸術療法、児童虐待とトラウマに関する著作、翻訳、研究など多数



非常勤カウンセラー(女性)
臨床心理士・公認心理師 発達相談、知能検査担当

〈経歴〉

大学院修了後、関東の複数の公的療育機関にて発達相談に携わる。数多くの知能検査、発達検査の実績、発達障害児の療育、学習支援の経験がある。就学前の子どもの支援を得意としている。

 

〈専門領域〉

発達障害児の療育支援