顧問・スーパーバイザー

初代目白大学心理カウンセリングセンター長、元目白大学教授、元宇都宮大学教授、ときわカウンセリングオフィス顧問

カウンセラー 堀内 總 氏

長年にわたり不登校などの教育相談に従事され、緘黙児の研究やキャンプ療法の実践においてすばらしい業績を残されました。その独創的な臨床スタイルから、日本のミルトン・エリクソンと呼ばせていただいておりますが、先生は以前、ミルトン・エリクソンのほうが、アメリカの堀内聡だとおっしゃっていました。先生からは、サリヴァンの対人関係論、人間学派の立場から大学院時代にスーパービジョンを受けました。それ以来、折に触れてご指導をいただいております。人間そのものへのあくなき探求心から、心理学以外にも哲学、文化人類学、宗教学などへの造詣が深く、87歳を迎えられた今も、人間とは何かという終わりのない問いに対して、常に示唆に富んだアドバイスをいただいております。

 

 

元目白大学心理カウンセリングセンター長、目白大学教授、ときわカウンセリングオフィス顧問兼非常勤心理療法士

臨床心理士 田中 勝博 氏

描画療法における数々の研究で、日本のみならず海外においても高い評価を受けておられるアートセラピストです。先生からは、精神分析のいろはを、特に対象関係論について教えていただきました。また、「クライエントの前では、いったん身につけた理論を捨てなさい」と教えていただいたことは、私にとって大切な学びとなりました。その知的好奇心は心理学にとどまらず、アニメ、民俗学、宗教学、文化人類学など、縦横無尽に繰り広げられます。伝統芸能である能と心理臨床の接点について、重要な示唆をいただきました。

 

 

元目白大学心理カウンセリングセンター次長、元目白大学准教授、すぎなみ心理発達研究センター代表、ときわカウンセリングオフィス顧問兼スーパーバイザー

臨床心理士、公認心理師 丹 明彦 氏

伝統を重んじながらも、常に最新のセラピーを開拓し続けるその精神は、心理臨床業界の異端といえるでしょう。個人的には、日本一のセラピストだと思っています。大学教員の身でありながら、日夜臨床に明け暮れていたその姿は、まさしく尊敬に値するものでした。現在はご自身で開業され、さらにオリジナルな臨床道を究めるために突き進んでおられます。先生の書籍「プレイセラピー入門」は臨床家にとって必読の書です。

 

 

龍谷大学教授、ときわカウンセリングオフィス・スーパーバイザー

臨床心理士・公認心理師・博士(医学) 東 豊 氏

もはやご紹介の必要もないでしょうか。日本におけるシステムズアプローチ、家族療法を代表する天才セラピスト。幸運にも、先生のスーパービジョンを受ける機会に恵まれました。その華麗ともいえる介入の数々は、名人芸として注目されがちですが、実は緻密な観察眼と地道な下準備、そして念入りな治療計画に支えられているということを、指導を受けてみて実感しました。先生の治療プロセスを丹念に追っていくと、当初華麗に見えていたはずの介入が、自然で優しく、当然の帰結だと感じられるようになったのです。